【Linux】Apache(Webサーバ)の導入手順を解説

Webサーバの構築において、もっとも広く使用されているのがApacheです。オープンソースであり、クロスプラットフォームでの使用が可能なため、企業から個人まで幅広い利用者に支持されています。特に、静的および動的なWebサイトのホスティングやWebアプリケーションのバックエンドとして非常に適しています。

この記事では、Apacheのインストール方法から基本的な設定まで、初心者でもわかりやすくステップごとに解説します。CentOSを使用した導入手順を中心に説明しますが、ほかのLinuxディストリビューションでも概ね同様の流れでセットアップできます。サーバ管理に必要な基本的な使い方も併せてご紹介するので、初めてWebサーバを構築する方でも安心して設定が進められるでしょう。

さっそく、Apacheのインストールと設定を行っていきましょう。

Apacheをインストールする

まず、Apacheをインストールするためのパッケージ管理システムを用意します。例えば、CentOSではyum、Ubuntuではapt-getが使用できます。
インストールコマンドを実行してApacheをインストールします。CentOSの場合、以下のコマンドでApacheをインストールできます。

$ sudo yum install httpd

Ubuntuの場合、以下のコマンドでApacheをインストールできます。

$ sudo apt-get install apache2

インストールが完了したら、Apacheを起動します。以下のコマンドでApacheを起動できます。

$ sudo systemctl start httpd

Apacheを自動起動するように設定します。以下のコマンドでApacheを自動起動するように設定できます。

$ sudo systemctl enable httpd

まとめ

この記事では、Apacheのインストールから基本的な使い方までを解説しました。
Apacheは、その高い信頼性と柔軟性から、Webサーバとして非常に優れた選択しです。特に、シンプルな設定で手軽に運用を始められるため、初心者にとっても扱いやすいツールです。


Webアプリケーションやサイトのホスティングを考えている方は、今回の手順を参考に、ぜひApacheの導入に挑戦してみてください。

今後は、セキュリティの強化やSSLの設定、さらにはモジュールの追加などを行うことで、さらに機能的で堅牢なサーバー環境を構築することができます。Apacheの豊富なドキュメントやコミュニティリソースを活用し、より深く学びながら使いこなしていきましょう。

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