【PostgreSQL】複数のデータをまとめてINSERTする方法を解説

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データベース操作の中でも、複数のデータを一度に挿入する必要がある場面は多く存在します。例えば、大量のデータを一括で登録したり、別のテーブルから抽出したデータをまとめて追加する場合などです。

PostgreSQLでは、単一行のINSERT分だけでなく、複数行を一度に挿入するための方法もいくつか用意されています。

この記事では、PostgreSQLで複数行のデータを効率よく挿入する方法を解説していきます。

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複数のデータを挿入する方法

PostgreSQLでは、1回のINSERT文で複数の行を一度に挿入することができます。これにより、効率よくデータを追加でき、パフォーマンスの向上も期待できます。ここでは、複数のVALUESを使った方法について説明します。

VALUEを複数使う

1回のINSERT文で複数のデータ行を挿入する最も基本的な方法は、複数のVALUES句を使う方法です。この方法では、挿入したい行をカンマで区切ることで、複数のデータをまとめて挿入することができます。

INSERT INTO products (product_name, price, quantity)
VALUES
  ('Apple', 120, 10),
  ('Banana', 80, 15),
  ('Orange', 100, 20);

上記の例では、products テーブルに3行のデータを同時に挿入しています。各行のデータは、VALUES 句で指定し、各データセットをカンマで区切っています。

パフォーマンスの利点

複数のデータを個別に挿入する場合、それぞれのINSERT文ごとにデータベースへのアクセスが発生し、処理時間が増加する可能性があります。しかし、このように複数の行を1回のINSERT文で挿入することで、アクセスの回数を減らし、データベースのパフォーマンスを向上させることができます。

SELECT文を使ってデータを挿入する方法

PostgreSQLでは、他のテーブルやクエリの結果をもとに、新しいテーブルにデータを挿入することが可能です。この場合、INSERT INTO 文と SELECT 文を組み合わせることで、効率的にデータを追加できます。特に、既存のデータをコピーしたり、フィルタリングしたデータを挿入したりする際に便利です。

SELECT文を使ったデータの挿入の基本構文は以下の通りです。

INSERT INTO テーブル名 (カラム1, カラム2, ...)
SELECT カラム1, カラム2, ...
FROM 別のテーブル
WHERE 条件;

この構文では、SELECT文で取得したデータが、指定したカラムに挿入されます。

他のテーブルからデータを挿入する

次の例では、old_products テーブルからデータを取得し、そのデータを new_products テーブルに挿入していきます。

INSERT INTO new_products (product_name, price)
SELECT product_name, price
FROM old_products
WHERE category = 'Fruits';

このクエリでは、old_products テーブルからcategory カラムの値が「Fruits」という名称のデータを抽出し、その結果を new_products テーブルに挿入しています。WHERE 句を使うことで、挿入するデータを条件に基づいて選択することができます。

INSERT INTO SELECT は、大量のデータを一度に移動させる場合に特に有効です。また、この手法では、データを挿入しながら計算やフィルタリングを同時に行うことができるため、複数の操作をまとめて実行することができます。

まとめ

この記事では、PostgreSQLで複数のデータを一度に挿入する方法について解説しました。複数のVALUESを使った基本的な挿入方法、SELECT文を使用して別のテーブルから挿入する方法など、ユースケースによって様々な方法があります。

目的に応じて最適な手法を選び、効率よくデータを扱いましょう。データの挿入方法を工夫することで、システム全体のパフォーマンス改善にもつながります。

PostgreSQLは、現場でも広く使われている信頼性の高いデータベースです。もしこれから本格的に学び、実務で通用する力をつけたい方には、RareTECHをチェックしてみてください。実案件ベースのカリキュラムで、あなたのスキルを次のステージへ引き上げてくれるはずです。

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