【保存版】初心者でもできる!Windowsバッチファイルの作り方と自動化活用例|業務効率UPガイド

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「バッチファイルって聞いたことあるけど、なんだか難しそう…」
「ITに詳しい人が使うイメージ」
そんな風に思っていませんか?

実はバッチファイルは、誰でも手軽に始められる“自動化の第一歩”です。
Windowsパソコンに最初からある「メモ帳」だけで作れて、複雑なソフトのインストールも不要。

たとえば、こんなことが1クリックでできるようになります。

  • フォルダを一発で整理
  • 毎日のバックアップを自動化
  • いつも使うアプリをまとめて起動
  • 定型作業をミスなく実行

こうした「ちょっとした作業を、自分でラクにできる力」こそ、バッチファイルの魅力です。

この記事では、

  • バッチファイルの基本とは何か
  • 実際にどう作るのか
  • よく使う構文やサンプル例
  • 失敗しないための注意点

などを、プログラミング初心者でも安心して読み進められる内容でまとめています。

「まずは小さな自動化から始めてみたい」
そんなあなたにぴったりのガイドです。

バッチファイルとは?

バッチファイルとは、Windowsでよく使う操作を自動で実行できるファイルのこと。
拡張子は「.bat」や「.cmd」で、テキストで書かれた命令(コマンド)を順番に処理してくれます。

たとえば──

  • 毎回決まったフォルダを開く
  • アプリをまとめて起動する
  • ファイルをコピーしてバックアップを取る

こういった“ルーティン作業”を、1クリックでまるっと自動化できるのがバッチファイルの魅力です。

しかも、特別なソフトはいりません。
Windows標準の「メモ帳」で作れて、ダブルクリックで実行できます。

ざっくりまとめると・・・

特徴内容
拡張子.bat または .cmd
作り方メモ帳などのテキストエディタでOK
実行方法ダブルクリックで即実行
処理内容コマンドを上から順に実行する
難易度プログラミング経験ゼロでもOK

「え、そんな簡単にできるの?」
そう思ったあなた、正解です。
このあと実際に作りながら体験してみましょう!

バッチファイルの作り方【超入門】

ここでは、たったの3ステップでバッチファイルを作る方法をご紹介します。

Step1:メモ帳を開こう

まずはWindows標準の「メモ帳」を使います。
スタートメニューから「メモ帳」と検索して開いてみてください。

他にも、Visual Studio Code や Notepad++ などのテキストエディタでもOK!

Step2:コマンドを書いてみよう

例えば、こんな内容を入力してみましょう。

@echo off
echo こんにちは!
pause
  • @echo off:コマンドの表示をオフにします(見た目がスッキリ)
  • echo こんにちは!:画面にメッセージを表示
  • pause:実行後に「何かキーを押してください…」と出して一時停止

Step3:拡張子を「.bat」で保存する

  1. メモ帳で「ファイル」→「名前を付けて保存」を選ぶ
  2. ファイル名を hello.bat のように「.bat」で終わるように入力
  3. 「ファイルの種類」は「すべてのファイル」に変更
  4. 「文字コード」は「ANSI」または「UTF-8(BOMなし)」を選んで保存

注意:ファイル名が hello.bat.txt にならないように、拡張子がしっかり .bat になっているか確認しましょう!

実行してみよう

保存した hello.bat ファイルをダブルクリックすると、
黒いコマンドプロンプト画面が開き、
「こんにちは!」と表示されて、キー入力を待つ状態になります。

よく使う基本構文まとめ

ここでは、バッチファイルでよく使われる基本コマンドをピックアップ。
初心者の方でも直感的に理解できるように、目的・使い方・サンプルコードをセットでまとめました。

よく使うコマンド一覧

コマンド目的説明サンプル
echo文字表示メッセージなどを表示するecho Hello World
pause一時停止「何かキーを押してください…」と表示して処理を止めるpause
rem または ::コメントメモや説明を書ける(処理されない)rem これはコメントです
cdフォルダ移動指定したディレクトリへ移動cd C:\Users
dirフォルダ一覧指定フォルダ内のファイルを一覧表示dir
startアプリ起動アプリやファイルを別ウィンドウで開くstart notepad.exe
copy / xcopyファイルコピーファイルやフォルダをコピーするxcopy C:\test\*.txt D:\backup\ /s /e
if条件分岐条件に応じて処理を分けるif exist file.txt echo あります
goto処理ジャンプ指定のラベルにジャンプして処理を続けるgoto :end
set変数定義値を入れて使い回すset NAME=太郎echo %NAME%
for繰り返し処理複数ファイルに処理を行うfor %%f in (*.txt) do echo %%f
exit終了バッチ処理を終了するexit

業務を自動化してみたいあなたへ

ここまで読んで、「なんとなくバッチファイルが分かってきたかも…」と思えたなら、次のステップに進む準備はバッチリです!

「もっと実践的な使い方を知りたい」
「バッチで業務を自動化したいけど、何から始めればいいの?」
そんな方に向けて、さらに一歩踏み込んだ解説をしているのが、こちらの記事です。

ぜひチェックして、あなたの業務にもバッチファイルを取り入れてみてください。

スキルを活かして次のキャリアを考えたい方へ

もしこの記事を通じて、
「こういう作業、自分で効率化できるのって面白いな」
「もっとITスキルを伸ばしていきたいかも」
──そう感じたなら、それは立派な第一歩。

こうした“業務効率化の工夫”は、実は多くの企業が求めているスキルのひとつです。

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「もっと成長できる環境を探してみたいな」と思ったときのために、
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あなたの次の一歩に、少しでもヒントになりますように。

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