※ この記事にはアフィリエイトリンクが含まれます
PostgreSQLは、オープンソースでありながら高機能で信頼性の高い、非常に優れたデータベースです。システム開発やWebサービスの裏側で、静かに、しかし確実に動いてくれている存在ですね。
とはいえ、いざ学んでみようと思っても「書籍が多すぎて選べない」「オンライン講座もいろいろあって迷ってしまう」という声をよく耳にします。
そこで本記事では、PostgreSQLをこれから学ぼうという方、あるいは基礎からきちんと身につけたい方に向けて、
・これは役立ったな、と思えた実用的な書籍
・初学者でも取り組みやすいオンライン講座
この2つを軸にご紹介していきます。
対象として想定しているのは、たとえばこんな方々です。
学習は、最初の「教材選び」で大きく変わってきます。この記事が、皆さんの“最初の一歩”を後押しできれば嬉しいです。
PostgreSQLとは?知っておきたい基礎知識
PostgreSQL(ポストグレスキューエル)は、長い歴史と実績を持つオープンソースのリレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)です。
聞き慣れない言葉かもしれませんが、ざっくり言えば、「データを整理して保管し、必要なときに取り出す仕組みを担ってくれるソフトウェア」と考えていただければOKです。
なぜPostgreSQLが選ばれるのか?
PostgreSQLは、以下のような点で多くの開発現場から信頼されています。
特にWebサービスや業務システムの中核を担うことが多く、「無料でここまでできるのか」と驚かれることも少なくありません。
どんな場面で使われているの?
具体的には、以下のようなシーンで活用されています。
中小企業から大規模システムまで、幅広く採用されています。
学び始める前に、軽く押さえておきたいこと
本格的にPostgreSQLを学ぶ前に、次のような前提知識があると、よりスムーズに理解が進みます。
- SQLというデータベース用の言語の基本操作
- データベースの役割や、テーブル・カラムといった基本用語の理解
- できれば、Linuxやコマンドラインに対する抵抗感が少しでも薄れていると尚よし
といっても、最初から全部分かっている必要はありません。「へえ、そういうものなんだな」くらいの感覚で読み進めていただければ大丈夫です。
初心者にもオススメ!PostgreSQLの学習書籍3選
ここでは、これからPostgreSQLを学ぶ方に特におすすめの書籍を3冊、厳選してご紹介します。どれも基礎から丁寧に解説されているので、未経験の方にも安心して読み進めていただけますよ。
これからはじめるPostgreSQL入門
対象レベル:完全初心者〜初級者
特徴
・データベースって何?というところから丁寧に解説
・インストール手順からSQLの基本文法、簡単な設計まで幅広くカバー
・図解やキャプチャが多く、操作手順が視覚的にわかりやすい
おすすめポイント
PostgreSQLをまったく触ったことがない方にぴったりです。
「とりあえず動かしてみたい」「エラーが出たらどうすればいいの?」といった初歩的な疑問にもちゃんと寄り添ってくれる一冊です。
SQL実践入門──高速でわかりやすいクエリの書き方 (WEB+DB PRESS plus)
対象レベル:初級者〜中級者
特徴
・基本操作だけでなく、設計・運用・パフォーマンスの観点も学べる
・実務で役立つ知識やコマンドも多く掲載
・コマンドライン操作に慣れていきたい方にも◎
おすすめポイント
現場で実際にPostgreSQLを使うようになる前に読んでおきたい一冊。
書籍の中でSQLを書いて動かす例も豊富にあり、「ただ読む」だけでなく、「実際に手を動かしながら学ぶ」スタイルが自然と身につきます。
達人に学ぶSQL徹底指南書 第2版 初級者で終わりたくないあなたへ
対象レベル:中級者〜経験者向け(ただし、読み物としても面白い)
特徴
・PostgreSQLの内部構造やアーキテクチャにも触れる本格派
・運用や最適化など、深く突っ込んだ内容が多い
・すでにSQLに慣れている方にとっては、読み応え抜群
おすすめポイント
ある程度PostgreSQLを使ってみたあと、「もっと深く知りたい」と思った時に手に取りたい一冊です。
入門書では物足りなくなってきた方に、次のステップとしてぜひ。
実践派におすすめ!PostgreSQLのオンライン講座2選
動画講座は、書籍と比べて視覚的に理解しやすく、実際の操作の流れもそのまま見られるという利点があります。
ここでは、信頼性の高いオンライン講座を2つ、用途別にご紹介いたします。
Schoo(スクー)「はじめてのPostgreSQL講座」

対象レベル:完全初心者〜初級者向け
特徴
・PostgreSQLの基本的な操作を、講師と一緒に手を動かしながら学べる
・SQL文の書き方、データの操作方法、テーブルの作成などを一通りカバー
・生放送+録画アーカイブで、好きなタイミングで復習可能
おすすめポイント
講師の説明がとにかく丁寧で、初心者にも安心。
「まずはやってみたい」という方には最適です。Schooは他のIT分野の講座も豊富なので、継続して学ぶ環境を整えたい方にもオススメですよ。
Udemy「PostgreSQL入門!新入社員研修向け!現場で最低限必要なSQLの基本文法をサクッと学ぶ!SQLを初めて習う方必見!」

対象レベル:初級者〜中級者向け
特徴
・SQLの基礎からJOINやサブクエリ、ビューといった応用まで丁寧に解説
・演習問題つきで、実際に手を動かしながら学べる構成
・セール時には格安で受講できるのも嬉しいポイント
おすすめポイント
PostgreSQLを本格的に使いたい方や、SQLそのものの理解を深めたい方にオススメ。動画を見ながら並行して自分の環境で実行できるので、実践力が自然と身につきます。
オンライン講座は、耳と目を使って学べるので、集中しやすく記憶にも残りやすいのが利点です。
ここまででご紹介した書籍と併用すれば、よりバランスよく、無理のないペースでPostgreSQLを習得できるはずです。
まとめ
今回は、PostgreSQLをこれから学びたい方に向けて、
これらを中心にご紹介してきました。
どの教材にもそれぞれの良さがあり、学び方に“正解”はありません。
「本でじっくり読みながら進めたい」
「動画でサクサク学びたい」
その時の気分や状況に応じて、無理なく自分に合ったスタイルを選ぶのが、長く続けるコツです。
PostgreSQLは、身につければ一生もののスキルになり得ます。
きっと、あなたのキャリアのどこかで「学んでよかったな」と感じる日が来るはずです。
その第一歩として、この記事が少しでもお役に立てたなら嬉しい限りです。
あなたの学びの旅が、豊かで実り多いものになりますように。
応援しています!
コメント